PDF図面比較 ヘルプ

2つのPDF図面を比較し、A図面だけにある部分、B図面だけにある部分、共通している部分を色分けして確認するための画面です。

1. 簡単な比較実行方法

通常は、比較設定を変更せずに デフォルト設定のまま 比較実行すれば問題ありません。 まずは以下の手順で比較してください。

  1. A図面 の比較したいPDFを選択します。
  2. B図面 の比較したいPDFを選択します。
  3. A図面・B図面それぞれの比較ページ番号を指定します。
  4. 比較設定は基本的に初期値のままにします。
  5. 比較開始 ボタンを押します。
  6. 結果画面に、差分が色分けされて表示されます。
基本:
まずはデフォルト設定のまま比較してください。 図面の位置が合っていて、差分も見やすい場合は、そのまま結果を確認すればOKです。

結果表示の見方

2. A図面とB図面がずれている場合の比較方法

比較結果で、図面全体が赤・青に分かれて表示される場合は、自動判定がうまくいかずA図面とB図面の位置が大きくずれている可能性があります。 その場合は、手動合わせ(2点合わせ) を使って手動で各図面の基準位置を合わせてから比較実行をします。

  1. A図面とB図面を選択します。
  2. 比較ページ番号を指定します。
  3. 手動合わせ(2点合わせ)の基準点合わせ開始 ボタンを押します。
  4. A図面側で基準にしやすい点を指定します。
  5. B図面側で、A図面と同じ位置に対応する点を指定します。
  6. 同様に2点目を指定します。(最初の基準点より離れた位置推奨)
  7. その状態で この位置で比較 ボタンを押します。
基準点を選ぶ時:
通り芯の交点、柱芯、図枠の角、寸法線の交点など、A図面とB図面で同じ位置だと判断しやすい点を選ぶと合わせやすくなります。
注意:
PDF自体の縮尺、回転、出力範囲が大きく異なる場合は、完全に一致しないこともあります。 その場合でも、判定したい部分だけが重なるように手動合わせすると差分を確認しやすくなります。

3. 比較設定の説明

比較設定は、差分の出方や見やすさを調整するための設定です。 通常は初期値のままで、図面の内容によって調整すると確認しやすくなります。

設定項目 説明 変更するとどうなるか
比較解像度 PDFを画像化して比較する時の細かさです。 高くすると細かい線や文字の差分を拾いやすくなります。 ただし、処理時間が長くなり、PCへの負荷も増えます。
微小差分除去 わずかなズレや細かいノイズのような差分を除去する設定です。 強くすると小さな差分が消え、見やすくなります。 ただし、本当に必要な細かい変更も消える可能性があります。
差分強調表示 検出された差分を太く、または目立つように表示する設定です。 差分箇所が見つけやすくなります。 ただし、細かい形状を正確に見るより、変更箇所の把握を優先した表示になります。
一致領域の表示 A図面とB図面で一致している部分を、灰色で表示するか透明にするかを切り替える設定です。 灰色表示にすると図面全体の位置関係が分かりやすくなります。 透明表示にすると差分だけを目立たせやすくなります。
自動位置合わせ A図面とB図面の位置ずれを自動で補正しようとする設定です。 うまく合う場合は、手動合わせなしで比較しやすくなります。 図面内容や余白が大きく違う場合は、手動合わせの方が安定することがあります。
手動合わせ A図面とB図面で対応する点を指定して、位置を合わせる機能です。 自動位置合わせで合わない場合に有効です。 基準点を手動で位置指定できます。
交互表示 A図面とB図面を交互に表示して、変更箇所を目視確認する機能です。 差分画像だけでは分かりにくい変更を確認しやすくなります。 拡大表示した状態で使うと、細部の違いを確認しやすいです。
交互表示速度 A図面とB図面を切り替える速さです。 点滅速度です。
設定の使い方:
最初はデフォルト設定で比較し、差分が多すぎる場合は「微小差分除去」を調整します。 差分が見つけにくい場合は「差分強調表示」を使います。 図面全体がずれている場合は「手動合わせ(2点基準)」を使います。